斧節

混ぜるな危険

自公の123万円案 国民民主は拒否

 公明党の立党精神「大衆とともに語り、大衆とともに戦い、大衆の中に死んでいく」はもはや地に落ちた。四半世紀も与党の立場にあると、やはり腐敗してしまうのだろう。そもそも公明党は「創価学会員の財務」を寄付金控除の対象にすらしてこなかった。個別の公明党政治家から何かしてもらった人はいるのだろうが、多くの創価学会員にとって自身の選挙運動を上回るような政治的恩恵は皆無といっていいだろう。

「功徳と罰」の論理でマインドコントロールされている信者の姿は、既成の新興宗教と何ら変わるところがない。むしろ、激しい戦いぶりを見ていると、「騙(だま)されている感」がより一層強い。創価学会公明党支援は一種の宗教詐欺行為ではないのか。

 税の仕組みは複雑だ。それをいいことに財務省では東大法学部を卒業したエリートたちが日夜、省益のために奮闘している。自民公明はおろか、立憲民主党も完全に財務省支配下にある。というか、財務官僚を論破できるほどの税知識を持ち合わせていないのだ。

 そこに風穴を空けたのが天才・高橋洋一だった。大蔵省官僚時代に政府のバランスシートを初めて計算した人物だ。コンピュータのプログラミングもでき、e-Taxのシステムも髙橋が自ら作ったものだ。安倍晋三首相にはマクロ経済の知識があった。だからこそ髙橋の意見に耳を傾けることができたのだ。

「国民民主の178万円案を飲まない理由をきちんと述べよ」と創価学会の会合で糾弾するような声がたくさん上がるようだと安心できるのだが。