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中東紛争で「記録的な飢餓」の恐れ、新たに4500万人が危機 WFP警告

中東紛争の早期終結が見通せず、主要な海上輸送路が寸断される中、世界食糧計画(WFP)は19日、「記録的水準の飢餓」に対する懸念を表明した。

WFPは紛争の激化に伴い新たに4500万人が深刻な飢餓に陥る可能性があり、世界全体で3億6300万人に達すると警告している。

WFPのウェブサイトによれば、「暴力の激化、避難民の増加、物価高騰、食料供給システムの混乱により、地域内外の世帯が飢餓の危機にひんしている」という。

肥料は農業にとって不可欠だ。国連によると、その世界供給量の4分の1がホルムズ海峡を通過する。

最もリスクの高い地域の部類に入る南アジアについて、国連は今後の作物収穫量への懸念を表明している。また、サハラ以南のアフリカの一部地域については、作付け期を迎える農家が作物の手入れができなくなるリスクがあると警告しており、今後数カ月間の収穫減と食料価格高騰につながると指摘している。「わずかなコスト増でも、脆弱(ぜいじゃく)な立場にある世帯は危機に陥りかねない」

南アジアと東南アジアで使用される農業用肥料の半分以上は窒素系肥料。これらの地域では、ほとんどの肥料に用いられる尿素の不足に直面している。ローウィ国際政策研究所のロバート・ウォーカー研究員はそう述べた。

戦略国際問題研究所(CSIS)によると、世界の尿素供給量の約35%がホルムズ海峡を通過する。

CNN.co.jp 2026-03-20