私はテレビを持っていないので、とにかく明るい安村のことはブリテンズ・ゴット・タレントで知った。何と言っても媚びない態度がよい。日本人は小心なこともあって外国語を話す際、異様なまでにへりくだる人が多い。それにしても、あの馬鹿馬鹿しさがイギリス人にウケるとは意外だった。安村はネタの英訳はカナダ人の落語家・桂三輝に手伝ってもらったが、英語の勉強は全くしていないという。「超ゆっくり」「短い文で」「発音にはこだわらない」との姿勢で臨んだ。多分、ボビー・オロゴンのような印象なのだろう。
堂々とした態度がアリーシャ・ディクソン(審査員)の心をつかんだ。中途半端な英語の言い回しが「パーンツ!」の反応を生んだ。女性審査員二人が最後に両手(もろて)を挙げるシーンは、まるでミュージカルの振り付けのようだ。見事なコミュニケーションの姿である。私と同じ旭川市出身と知って、ますます好感を抱いた。
サミットで来日した英国のスナク首相が広島カープのロゴ入り靴下をはいて登場し、話題となった。
— 豆山くん (@mameyama_kun) May 21, 2023
この様子を英国大使館が「安心してください、はいてますよ」と英国の番組で人気となったフレーズでツイート。
販売元の靴下屋には問い合わせが殺到しているという。
関連銘柄:タビオ(2668) pic.twitter.com/VgsqIXlExe
【アリーシャ・ディクソン】