斧節

混ぜるな危険

731部隊は防疫隊 病原菌をばら撒いていたのは中国人だった

 森村誠一日本共産党機関紙「赤旗」(現在の「しんぶん赤旗」)の記者下里正樹との共同取材に基づいて、関東軍731部隊による生物兵器研究や人体実験について記した書籍である。第1部は1981年(昭和56年)に『赤旗』日刊紙版に、第2部は1982年(昭和57年)に『赤旗日曜版』に連載され、二冊は光文社から単行本として刊行された。


悪魔の飽食 - Wikipedia

 日本共産党機関紙『赤旗』に連載した『悪魔の飽食』シリーズは、旧日本軍第731部隊の実情を明らかにしたものであると作者が主張したことから話題を呼んだ。また、同シリーズの1982年続・悪魔の飽食で掲載した731部隊蛮行の証拠として掲載した多くの写真が、1912年出版の「明治四十三四年南満州『ペスト』流行誌」の記録写真からの流用であると発覚し、森村誠一は公式に謝罪していることも話題を呼んだ。この資料を基に護憲派として、九条の会の講演会などで発言も行っていた。また、西田敏行山田洋次黒柳徹子らと共に「平和のための戦争展」(日本中国友好協会主催)の呼びかけ人を務めていた。


森村誠一 - Wikipedia

 ところが、連載一年半後に、スパイ査問事件にいよいよ入る直前に、合理的理由のないまま、連載中断を党側が突然、一方的に決定し、森村氏へはその事後通告となりました。これは民法上の契約の党側による一方的な破棄であるとともに、契約相手への信義にまったくもとる行為といえるものです。これは連載契約した作家と他の新聞社との間では絶対起き得ないような反道義的、反社会的行為です。森村氏は、直ちに抗議しましたが、納得できる理由を告げられないので、共産党と絶縁しました。赤旗講読も中止しました。


作家森村誠一氏と「スパイ査問事件」

『潮』誌の連載中止に追い込まれた竹中労