斧節

混ぜるな危険

「たしかなこと」

 明治安田生命のCMソング(2005年)。私がオフコースを聴き始めたのは中学1年の時である。なんと49年前のこと。まだ、それほど売れてない時期だった。「愛を止めないで」(1979年)がヒットした時、友人のイガラシが「ボストンの猿真似だな」と悪しざまに罵った。

 小田和正〈おだ・かずまさ〉の魅力はハイトーンボイスもさることながら、メロディと歌詞行末をか行・た行で吐き捨てるように響かせる部分にあると考えている。歌詞ははっきりいってまるで駄目だ。歌詞を無視して聴くのがコツである。

 オフコースが解散(1989年)する際、「結局、売れるとカネの問題でこじれるのだろう」と私はイガラシに言った。イガラシはオフコースコピーバンドをしていた。奴とは小学2年生からの付き合いだ。