斧節

混ぜるな危険

統一教会の教会長娘が綴る悲惨なツイート

 教会長とは創価学会の区・圏長クラスだと思われる。検索したのだが組織図が見当たらない。ツイートの年月日部分をクリックするとスレッドが参照できる。

 世界基督教統一神霊協会統一教会統一協会)が名称を世界平和統一家庭連合に変えたのは2015年のこと。私の世代だと大学サークルの原理研の方が有名だろう。行方不明になる学生が続出し、“親泣かせの原理運動”と言われた。

 安倍元首相を暗殺した山上の母親は統一教会に1億円を寄付して破産。その後も寄付を続けていたという。家庭が崩壊したことを恨んで統一教会の幹部を狙ったが失敗。安倍首相を関係者と見なして殺害に及んだ。

 当初、私は中国共産党かグローバリストが放った刺客かと思った。なぜなら、反グローバリズムの旗幟(きし)を鮮明にしているのはトランプ元大統領、プーチン大統領、そして安倍晋三元首相の3人であるからだ。しかしながら手製の銃を使用したところを見ると、完全に的外れであった。

「宗教団体に対する恨み」から生まれたテロ行為だが、創価学会も十分気をつけた方がいいだろう。毎年、100万円の寄付をしている会員は珍しくないし、1000万円という会員も存在する。昭和の頃には家屋敷を売ったという話もあった。私が知る壮年幹部に至っては、正本堂供養の際に自分の会社を売却して献金に充(あ)てた。

 こうした犯罪は連鎖反応を起こす可能性がある。「その手があったか!」「だったら俺も」と心をくすぐられる連中が少なからず出てくることだろう。