斧節

混ぜるな危険

共産党を思わせる創価学会の秘密主義

 ・共産党を思わせる創価学会の秘密主義

各教団の信徒数実態

「ま、密教だから仕方ない」と言われればそれまでだ。

 常識で考えると秘密と嘘はセットになっている。創価学会の秘密主義の最たるものは「会員数」と「聖教新聞の発行部数」である。もちろん、「財務の総計金額」も不明だ。

 脱会した主要幹部はおしなべて会員数を250万人としている。かつて、ある青年部長が訪中した際に青年部の人数を訊ねられ、「男女青年部で250万人、未来部を合わせると500万人」と答えている。私が男子部時代に所属していた組織だと、総区(4分区13本部71部)で統監が4000人だった。ただし私が担当していた分区以外は幽霊部員が2割程度いたものと思われる。

 隔月で統監(創価学会における住民票のようなもの)が行われているわけだから統監上の会員数はわかっているはずだ。幽霊部員の中には「実家にカードを置いている」ケースもあるゆえ、脱会+不明者は10~15%程度と推測する。

 会員数250万人の傍証として挙げられていたのは、確か『大百蓮華』の発行部数であったと記憶する。かなり実態を示した数字であるのは確かだと思われる。一人に2部の聖教新聞を購読させれば発行部数は500万部である。

 大百を購読していない若者はそこそこいる。親の分を代用しているのだ。とすると創価学会の会員数は未来部を含めて300万人弱としても、強(あなが)ち的外れではあるまい。公明党の得票の半数は友人となる。予想外の多さだ。

 既に述べた通り私は宗教団体の高額な寄付を規制する法律は必要ないと考える。ただ、会員数や寄付金などの帳簿書類を義務づけて、文科省自治体が監査できるようにすればいい。