現在人口80億人の世界が非米側と米国側に分裂すると、米国側に残るのは、人口3億人の北米(メキシコは両属的)、7億人の欧州のうち4億人ぐらい(西欧、北欧。東欧は両属的)、37億人のアジアのうち5億人ぐらい(日豪など。インドは今回非米側に入った)の、合計12億人だ。残りの68億人は、非米側に入るか、両属的な感じになる。これから米国側の覇権衰退を加速し金融破綻していくほど、両属的な諸国が非米側に入っていく。米国側の人口は世界の15%しかいない。しかも生産力が低く金食い虫の老人ばかりだ。若者の多くは非米側にいる。今後、貧困層から中産階級に上がって消費を拡大する人々は、ほとんど非米側にいる。この新体制はこれから数年かけて形成され、そのあと数十年以上続く。米国側の未来は暗く、非米側の未来は明るい。米国側の一般市民は、これから貧しくて悲惨な老後を送る。