衆院選で公明党の比例代表の全国得票数が596万票となり、1996年以降の現行制度で過去最少を記録した。派閥の政治資金問題による自民党への逆風のあおりを受けたのに加え、支持母体である創価学会の集票力低下が響いた。
比例代表の得票数は政党の実力を表す。石井啓一代表は28日の記者会見で「逆風をはね返す自身の力量が足りなかったと言わざるを得ない」と述べた。石井氏自身も落選した。
公明党は大半の選挙区で自民党候補を応援する見返りに、自民党の比例代表票を振り分けてもらう「すみ分け」で協力関係を深めてきた。小泉純一郎首相が「郵政解散」に踏み切った2005年の衆院選では、比例で898万票の最高記録を出した。
【訂正】
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) October 28, 2024
東海ブロックで他党に譲った議席は1議席ではなく2議席で合計3議席を自民党、公明党、立憲民主党にそれぞれ1議席ずつ譲ることになってしまいました。
十分な候補者を擁立できず、国民民主党に投じていただいた票の一部が他党の議席にまわる結果となったことについて、お詫びを申し上げます。
国民民主党の比例票の合計
— 玉木雄一郎(国民民主党代表) (@tamakiyuichiro) October 28, 2024
617万2,427(11.32%)
「比例は略さず国民民主党」との呼びかけに応えて投票してくれた方も多かったと思います。
心から感謝申し上げます。
また、これは、「手取りを増やす」経済政策に期待してくれた票でもあると認識しています。… https://t.co/jp7cCq6a4u