先ほど検索して知った次第である。「そういえば決まったのかなー」と思って(笑)。ま、妥当なところだろう。閣僚経験者でもあるし。Wikipediaを見て驚いたのだが、「高校2年の時に創価学会に入会した」とある。父親が自民党の村会議員であるにもかかわらずだ。意外と骨のある人物なのかもしれない。「乗り鉄」らしいが、一部にはウケる要素だ。放射能遮蔽や宇宙開発の学識も深いようだ。人柄も温厚篤実で言うことなし。
ただし、致命的なのは以下の2点である。
・永住外国人の地方参政権に賛成する。
・選択的夫婦別姓制度導入に賛同する。
個人的には創価学会を諌める公明党議員に期待している。創共協定を直ぐさま批判した竹入・矢野のように。それが出来る人物には見えない。
今頃言うのも何だが、「遠山清彦がいたらなあ」と思わざるを得ない。きっと副大臣クラスなら誰もがやっているようなことだったのではないかと下衆(げす)の勘繰(かんぐ)りをしている。公明党にプレッシャーを掛けたような印象を今でも抱いている。
創価大学出身の党代表がまだ誕生していないが、この中に優秀な人物はいるのだろうか?
・創価大学出身の現役国会議員14人―有名人の出身大学ランキング
もう一つ釘を刺しておこう。今回の代表人事(敢えて「人事」と書いておく)は想定外の人事である。きちんと育てて、満を持して登用するのが本来である。かつて、弓谷が男子部長を斥(しりぞ)けられた時、何とかという新しい男子部長が登場したがパッとしなかった。私は既に青年部を卒業していたが後輩から聞いたところでは、「結構生意気ですね」という話だった。
人事というのは「流れ」があるのだ。予想外の人物が好機をものにすることはまずない。それが出来たとしたら、「自分で新しい流れを作ることができた」ことになる。それを実行したのは学生部長を経験せずに男子部長となった太田昭宏くらいなものだろう。